工場の取り組み
ミルクの郷の中心に位置する「ミルク館」では、「サツラク低温殺菌(生産牧場限定)」など、
皆様にお届けする牛乳・乳製品が毎日製造されています。
サツラク工場では徹底した品質管理を行い、
新鮮で高品質な生乳の風味・成分を最大限に生かしながら製品化しています。
各牧場の生乳を集めるミルクローリー(集乳車)は、牧場で生乳を一次検査した後タンクに集乳します。
工場に到着した生乳は成分と衛生検査を行い、徹底した管理を行っております。
この厳しさが品質向上へ繋がっているのです。
ミルクローリーは三時間以内に札幌のサツラク農協牛乳工場に到着します。
そこで一旦待機し、専門のスタッフが改めてミルクローリー内の牛乳をサンプリングし最新の機械で乳質検査を行います。
ここでの検査に合格して初めてミルクローリー内の牛乳は貯乳タンクに移されます。
工場
検査室
一般のメーカーが低温殺菌牛乳を製造していない中、サツラクでは低温殺菌牛乳(65℃30分殺菌)を製造しています。加熱温度が低い為、耐熱性の菌が多い生乳では製品がつくれません。
サツラクでは低温殺菌牛乳に適した生乳を生産してもらうため、毎日サツラクの酪農家毎にサンプルをとり検査し、牧場の衛生管理、牛の健康管理に役立てる為、検査結果をフィードバックしています。
合格した牛乳は専用ラインで受け入れ、専用タンクに貯蔵し、低温殺菌牛乳用の原料として別管理します。
貯乳タンク内の生乳は、13項目の検査を受けた後、衛生的な工程で殺菌・充填され、製品になります。
製品はさらに13項目の検査を受け、合格したものが専用の冷蔵庫で販売店に配送され、みなさまのもとに届きます。
全製品の決められたすべての検査を厳格に行うのはもちろんのこと、特に万が一出荷前の製品検査に問題があった場合の判断、処置、命令系統には万全の体制を敷いています。
優れた生乳の風味や成分を最大限に生かすための徹底した品質管理システム。
その厳格さで、サツラクはみなさまの信頼に応える製品を生産しています。
徹底した品質管理
ボイラー
サツラクは地球環境にも配慮し、工場で使用されるボイラーを天然ガスを燃料とするボイラーに切替えました。
従来型の重油を燃料とするボイラーと比べ、二酸化炭素排出量を3割程度削減することができます。
社団法人日本ガス協会発行の
ガスエポック2005年夏号Vol.50で紹介されました。
詳しくはこちら >>
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